
Schools
&
other public facilities
保育園、幼稚園

佐久穂町 栄保育園
※国道141号・千曲病院入口交差点の西500m。

佐久穂町 海瀬保育園
※国道141号の千曲病院入口交差点から、国道299号を東に向かい約1.3㎞。佐久穂町生涯学習館 花の郷・茂来館と同じ敷地内。

佐久穂町 八千穂保育園
※国道141号・畑信号の西230m。

認定こども園 ちいろばの杜
0歳から100歳までの子どもたちと共に。「森で一緒に過ごした日々が心の居場所になるように」という夫婦の思いに共感し、自然の中で思いっきりのびのびと子供を育てたいという利用者が年ごとに増えています。
※きたやつハム直営のバーベキュー施設「やちほ夢の森」に隣接。国道299号で八千穂高原に向かう途中の、国道と町道の分岐点にあります。中部横断自動車道を八千穂高原IC.で降りると、国道299号を左折し4分。

小海保育園
※国道141号・小海大橋の信号の東450m。

あゆみ園
児童発達支援事業。あゆみ園では、育児について悩みのあるご家庭や心身の発達で気になる児童の子育てのお手伝いをさせていただきます。
これは、南佐久郡6町村(佐久穂町・小海町・南牧村・川上村・南相木村・北相木村)が共同で運営しています。
※国道141号・小海大橋から120m。
南佐久には、長く続いてきた暮らしやコミュニティがあります
サラリーマンでも米を作る家が多いこの地域。水田管理に欠かせない「水見」は日課です。たとえ農家ではなくても、草刈りや道普請といった「おてんま」は地域の重要行事。4月は、春のおてんま。作業後は花見宴会で親睦。畑を耕して、5月にカッコーの声を聞けば野菜の種蒔きや苗の植付け。田植え。お宮のお祭り。夏の墓参り。雑草との戦い。ソフトボール、マレットゴルフ。秋は収穫。収穫後は脱穀や選別。冬に備えて漬物仕込み。雪かき。正月のどんど焼き。
慣行に習いながらも、天候や日々の気温に注意を払いながら、一年の暮らしが回転します。

集落の暮らしでは、お互いへの見守りや気遣いは当然。消防団に所属する若者は、たとえ業務の途中でも火事や台風への対応に出動します。人々に担うことが求められる役割は、居住する集落、農協や学校、お寺に神社に関すること等、無数にあります。
地方紙には、一般家庭の訃報が毎日掲載されます。亡くなった方の年齢をみると90才を超す方もとても多い。質実で地道な暮らしですが、其々に役割を果たし、多忙で確かな日々を積み重ね一生を終えます。
人口減少や高齢化、担い手不足、世代間ギャップ。伝統的な役務は非効率で時代遅れとの声もあります。若者世代にはハードルが高く、容易に受け入れることのできなくなった暮らし方。そのため、高校を卒業した若者の多くは都市部で就職し暮らし始めます。
一年の暮らしの回転は衰退し止まりそうになりながら、それでも続いています。

シゴトや暮らしについて、従来世代とは大きく異なる価値観を持つ若い人々の移住も増えています。「本来あるべき暮らしや環境が南佐久にはあるのではないか」。子供に与えたい自然や教育環境がここにはある。働き方の自由度の拡大に裏打ちされ、多くの若い家族が移り住んできます。他出する若者と転入する若者。それぞれの想いは尊重されるべきで、どちらが良い、という話ではもちろんありません。転出した若者の幸せを祈り、転入する若者がこの地域をどう撹拌し作用していくか、ワクワク感をもって見守りたいと思います。
豊かな自然や伝統的な中山間地の暮らし。長く地元から愛されてきた味噌・醤油屋さん、和菓子屋さん。生活の利便性向上に寄与するスーパーマーケットやホームセンター。農村医療の先駆けとなった地域柄を背景とした医療機関の集積。暮らしを豊かに支える充実した図書館や公民館。保育園や小中学校。小中一貫の公立小中学校。子どもの自主性に重きをおく、森のようちえん、イエナプランスクールを始めとした私立の教育機関。伝統と新しさが交差するこの地域。

自然やホッとできる風景を求めてのご来訪、ご出張、親戚や実家のご訪問。様々なご縁によってつながる皆さま。南佐久はこのような地域です。どうぞ、皆さまの滞在時間が心地の良いひと時となりますように。
Local Info.
南佐久に移住をご検討の皆さま。住居については、「空家が多いが物件は少ない」という地方都市の現状がこの地域にもあります。なので「どんどん移住して下さい!」とは言い難く、既に転入されたファミリーの皆さんも住宅問題ではご苦労されています。でも、一時的に隣接市の市街地や町内のアパートにお住まいの後、ご縁を得て古民家をリノベーションしたり、新築してお住まいになるケースも多く見られます。また、行政や事業者による宅地造成も活発化しています。期待をもって移住しても、住宅が直ぐに見つからない状況は残念ですが、仮住まいをベースに地域に入り、まずは知見知己を得ることは現実的だと思います。そのようにしてたどり着く場所は、きっと様々な面で以後の生活を支えてくれることでしょう。