南佐久とは
山の緑に囲まれ、白壁の土蔵が続く街並みが印象的な南佐久。
急速に開発が進んだ市街地に比べ、
農林業を四季の生活リズムとした信州の原風景が今も色濃く残る地域です。
訪れる人の多くが口にします。
「故郷に帰ったようで、長くとどまりたく感じる」、と。
【南佐久】は、佐久市臼田、佐久穂町、小海町、北相木村、南相木村、南牧村、川上村
いったいの歴史的な地域呼称です。(現在の長野県南佐久郡は佐久市臼田を含みません。)
ふりそそぐ陽光、冷涼な空気
標高1,000m前後に広がる農地、年間2,000時間を超える日照時間。太陽の恵みが豊かで、昼夜の寒暖差が大きい南佐久の野菜や果物は、いっそう味わい深く実ります。
苔の森が受けとめた、豊かな水
北八ヶ岳、苔の森に降った雨は長い時を経て湧水となり、清冽な流れになります。豊かな水は、南佐久の田畑を潤し、命を育んできました。黄金色の稲穂に実る米は日々の糧となり、酒の原料となってきました。
ひたむきな気質、多彩な技
水田が広がる佐久平から千曲川を南に溯ると、緑の山や懸崖が迫る中山間地域に入ります。南佐久には、土地を切り拓き水利を整備し、寒さをも利用してきた先人のひたむきな気質と技が息づく農業や工業があります。
Access
南佐久は、電車やバス、自動車で首都圏を朝8時頃に発つとお昼頃に到着の距離感です。
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鉄 道:
〇北陸新幹線・佐久平駅から:JR小海線に乗換え、目的地に合わせて羽黒下駅、海瀬駅、八千穂駅、高岩駅、馬流駅、小海駅、松原湖駅等
で下車してください。
〇中央本線・小渕沢から:JR小海線に乗換え、目的地に合わせて松原湖駅、小海駅、馬流駅、高岩駅、八千穂駅、海瀬駅、羽黒下駅等
で下車してください。
(千曲バス)佐久平駅や八千穂駅からは、千曲バス・白駒線が夏季のみ麦草峠まで運行しています。
(小海バス)小海駅等からは、小海町営路線バスが運行しています。夏季・冬季では異なるダイヤで運行しています、ご注意ください。
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自動車:
〇中部横断自動車道:
上信越自動車道・佐久小諸ジャンクションから中部横断自動車道に入り、
目的地に合わせて佐久穂IC.、八千穂高原IC.をご利用ください。
八千穂高原IC.は国道299号に直結しています。左折すると麦草峠方向に、右折すると国道141号に行きます。
〇国道141号:
千曲病院入口の交差点から国道299号で十石峠方向に、清水町の交差点からは同じく国道299号で麦草峠方向に行きます。
〇松原湖入口の交差点からは、松原湖、高原美術館、小海リエックスから、麦区峠方向に行きます。
※国道299号は、冬季通行止め区間がありますのでご注意ください。